「なんか生きづらい」の正体とは?原因と、楽になるための向き合い方

COLUMN / こころのコラム

「なんか生きづらい」の正体とは?
原因と、楽になるための向き合い方

はっきりした理由はないのに、いつも何かに疲れている。人といても、ひとりでいても、どこか満たされない。――そんな「なんとなくの生きづらさ」を、長く抱えていませんか。

うまく説明できないからこそ、人に相談しづらく、「自分が弱いだけ」と片づけてしまいがちです。けれど、その生きづらさには、ちゃんと理由があります。この記事では、深層心理の視点から「生きづらさの正体」と、少しだけ楽になるための向き合い方をお話しします。

生きづらいのは、あなたが弱いからではない

まず知っておいてほしいことがあります。生きづらさは、性格の問題でも、努力不足でもありません。

私たちの心の奥には、これまでの経験でつくられた「感じ方のクセ」や「言葉にできなかった想い」が積み重なっています。子どもの頃に「わがままを言ってはいけない」と感じて育てば、大人になっても自分の気持ちにフタをしてしまう。否定された経験が多ければ、無意識に人の顔色をうかがってしまう。

こうした反応は、その時のあなたが自分を守るために身につけた、かしこい仕組みです。ただ、それが今も働き続けていると、現在の生活では「生きづらさ」として感じられてしまうのです。

生きづらさの主な原因――深層心理から見ると

「生きづらい」と一言で言っても、その奥には人それぞれの背景があります。よく見られるものを挙げてみます。

1. 自分の本当の気持ちがわからない

長いあいだ感情を抑えてきた人ほど、「自分が何をしたいのか・何を感じているのか」が見えにくくなります。頭では考えられても、心が置いてけぼりになっている状態です。

2. 同じ人間関係のパターンを繰り返す

なぜか同じようなことで傷つく、似た関係を選んでしまう――これは偶然ではなく、心の奥にある「慣れ親しんだパターン」が無意識に働いていることが少なくありません。

なぜ同じ関係を繰り返してしまうのか、その仕組みを「同じ恋愛・人間関係を繰り返すのはなぜ?」で、愛着と深層心理の視点からくわしくお話ししています。

3. 過去のつらい経験(トラウマ)が今も残っている

強い出来事だけでなく、日常の中で少しずつ受けた傷も、心に残り続けます。本人が忘れたつもりでも、ふとした瞬間に不安や緊張として顔を出すことがあります。

4. 「こうあるべき」が多すぎる

「ちゃんとしなきゃ」「迷惑をかけてはいけない」。まじめな人ほど自分への要求が高く、知らないうちに自分を追い込んでしまいます。

こうした「べき」の強さや、自分のなさの背景に、育った家庭や信仰の環境が関わっていることもあります。宗教二世として育った生きづらさについては、「宗教二世の生きづらさと回復」でお話ししています。

少しだけ楽になるための、小さな一歩

原因がわかっても、すぐに変わる必要はありません。まずは、今日からできる小さなことから。

  • 「生きづらい」と感じた自分を否定しない。まずは「そう感じているんだね」と認めるだけで十分です。
  • 感情に名前をつけてみる。モヤモヤしたら「これは寂しさ? 不安?」と問いかけ、紙に書き出してみる。
  • がんばりを少し休ませる。できなかったことより、できたことに目を向ける一日を。
  • 安心して話せる場所を持つ。否定されずに聴いてもらう体験そのものが、心をほぐしていきます。

それでも、長く積み重なった生きづらさを、ひとりでほどくのは簡単ではありません。「自分でもよくわからない」からこそ、専門家と一緒に少しずつ言葉にしていくことに意味があります。

ひとりで抱えなくていい

こころカウンセリングでは、原因のわからない生きづらさや、繰り返してしまうパターン、過去の傷に、あなたのペースで一緒に向き合っていきます。うまく話せなくても、沈黙の時間も大切にしながら進めるので大丈夫です。

世田谷区等々力七丁目のプライベートサロンでの対面のほか、全国対応の電話カウンセリング(通話料無料)もご利用いただけます。料金は対面・電話とも同じで、60分8,000円/90分12,000円、心の奥までじっくり扱う深層心理カウンセリングは150分25,000円/180分30,000円です(すべて税込)。

ご予約は予約カレンダーから、日付・時間・メニューの順にお選びいただけます。当日でも開始の2時間前までご予約いただけます(深層心理カウンセリングは開始の24時間前まで)。はじめての方は初めての方へもあわせてご覧ください。

おわりに

その生きづらさには、理由があります。そして、理由があるということは、ほどいていけるということでもあります。

気になった時が、はじめどきかもしれません。あなたの心が、少しでも軽くなりますように。

あわせて、今も残るこころの傷とその向き合い方について書いた トラウマとは?日常に残る心の傷との向き合い方 もご覧ください。

ブログの更新は、LINEでお知らせしています。

LINEで更新を受け取る ›

気になった時が、はじめどきかもしれません。

空き状況を確認する ›

営業時間 11:00 – 21:00 / 定休 火・水